お洒落な一人暮らし♪ ファブリック系インテリア家具とは??
皆さんはどのような一人暮らし生活を過ごしたいか決まっていますか?
生活スタイルによって揃える収納や家具等が違ってきますが、その前に必需品のファブリックに付いて考えてみましょう!
目次
ファブリック系インテリア商品とは、インテリア家具の業界用語
皆さんは、ファブリック という言葉をご存知でしょうか?
インテリア家具メーカー業界で使われる業界用語ですが、簡単に言うとカーテンやカーペット、ソファやクッションの布生地・張り布地のことです。ファブリックを使ったインテリア商品の選び方次第で室内空間の印象はガラッと変わります。
ファブリック系インテリア商品としては、カーテン・カーペット・寝装品・キッチンマット・タオル等です。ファブリック商品は先ずカラーコーディネートを考えてから、防ダニ・抗菌・防臭・速乾・冷却等の機能の違いを比較していきます。
一人暮らし部屋のインテリア家具 カラーコーディネートのポイント
一人暮らしサイズの部屋では色々なインテリア家具を揃える広さがないため、カラーコーディネートの影響が大きいです。カラーコーディネートに重要となるファブリック系インテリア家具については、自分の好きな色・落ち着く色目・柄目を優先して選ぶようにしましょう!
部屋でリラックス出来るという事が大事です。外でいろんな事がありイライラして家に帰って来て癒されなかったら最悪です。
カラーコーディネートには部屋全体の統一感がポイントです。壁紙の色目と備え付けの家具の色にもよりますが、無地と柄の組み合わせも必須です。コアになる家具・ソファーの色目にも合わせて考えましょう。
かと言って、あまり同色でまとめてしまうと部屋が暗くなったり、反対に目がチカチカしたりしますので気を付けて下さいね! そんな時にはアクセントになるカラーが必要になります。雑貨系の小物でアクセントを付けるのも良いでしょう。
また、部屋は下から上に濃い色から薄い色にしていくと奥行が出て広く見えます。
カラーコーディネートは千差万別に好みがありますのでアドバイスが難しいテーマです。
あまり抽象的過ぎると解りづらいと思いますので、部屋の中で大きな面積比を占めるカーテンと寝装のカバーリングで具体的例を述べます。
カーテンのカラーコーディネート
カーテンは室内の雰囲気に大きな影響を与えます。落ち着いた部屋、上品な部屋、モダンな部屋、可愛い部屋等、どういう雰囲気の部屋を好むかによってカラーコーディネートの選択が変わってきます。
ここでは3種類のカーテンの特徴を紹介します。
①遮光カーテン
外からの光を99%以上カットしてくれますので、真っ暗な部屋でぐっすり眠りたい方にお勧めです。また外から透けて見えないのでプライベートも守れます。
一方で遮光のため、黒の糸(遮光糸)を使うか裏面をコーティングしてあるので、どうしても色目が暗くなります。無地の遮光カーテンにしてしまうと部屋全体が暗い感じになってしまします。暗い中で眠ることが最優先なら良いですが、生活空間の部屋に遮光カーテンを使用するのは、カラーコーディネートの観点からあまりお勧めできません。
②ジャガードカーテン
ジャガードとは編み込み模様の紋織のことで、上品さや立体感が特徴です。色目・柄目がはっきり出てカーテンの存在感が高まります。遮光や厚手生地仕様もあります。
③レースカーテン
機能よりデザイン重視。花柄やリーフ柄など可愛い系の商品が多い。ある程度透けるのが特徴なので、プライバシーが必要な部屋には不向き。
寝具布団枕、おしゃれなカラーコーディネート
①布団
私は無地の羽毛布団をお勧めします!
まず柄の付いている布団はいらないと思います。なぜなら今の布団カバーはすっぽりタイプが多いので、柄が布団カバーに隠れてしまいますし、場合によってはカバーに透けて汚く見えます。布団カバーの方でカラーコーディネートを意識してみましょう。
また布団の種類は少し高いですが羽毛布団をお勧めします。人生の三分の一は寝てるわけですから少し良いものを買って下さい。羽毛布団には昔ながらの柄のものが多いですが、布団カバーのバリエーションが増えていますので無地の羽毛布団で十分だと思います。
②掛け敷枕のカバーリング
いろんな機能がありますが、防ダニ・抗菌・防臭、吸汗・速乾等はあまり意味がないように思います。清潔感を求めるのなら洗濯するのが一番です。洗濯の時の替えとして、枕カバーリングのセットは何パターンか揃えましょう。
部屋全体のカラーコーディネートを考えながら無地と柄もの、加えて少し気分を変えられる柄などを揃えておくと良いと思いますよ!
インテリア家具のファブリック色目 一人暮らしの場合
家の中でコアになる家具と言えば、ソファー・ベッド・ダイニングセットになります。
これらの色目に合わせてファブリックの色目も考えます。家具に合わせるか?ファブリックにあわせるか? どちらが優先かは好みの問題です。
初めて一人暮らしを始める時に広い3LDKで始められる方は少なく、まずは6畳広くて8畳のワンルームだと思いますので、狭いスペースだと視覚の面積比の大きいファブリックを優先する方が無難だと思います。
とは言っても、ワンルームで先ほどのコアになる家具を全部揃えるのは難しいと思います。
特に悩むのはベッドだと思います。布団の出し入れの手間を考えるとベッドの方が良いが、スペースを使うので部屋が狭くなってしまうと悩むのではないでしょうか。
私はベッドは使った方が良いと思います。また以前にも言いましたが、人生の三分の一は寝て過ごしますので寝心地の良い寝具を選ぶのが肝要です。
木製ベッドパイプベッド、ロフトベッドとハイベッド 一人暮らし用
狭いワンルームで一人暮らし。ベッドを置くと部屋のスペースが狭くなるので、ベッドの上下は有効に使いたいものです。ここではお勧めの3種類のベッドをご紹介します。
①木製ベッド
ヘッド(宮の部分)、フット(足の部分)にも付属の収納家具があるものはありますが、トータルにすると結構値段が上がります。値段を気にしないのであれば、頑丈さとベッド周りの小物家具の充実ぶりからお勧めではありますが・・
②パイプベッドのハイベッド(床面高90cm)
高さが約90cmありますので、一般に売られている押し入れ収納グッズを大体使用することができます。樹脂タイプの押し入れ収納庫・積み重ねタイプの樹脂ケース・パイプの押し入れラック・押し入れ本棚とかはサイズ的にOKでしょう。また掃除機とか扇風機・こたつなどの季節ものも収納出来ます。前面に目隠しの為にカーテンを付けるのもお勧めします。
③パイプベッドのロフトベッド(床面高110cm~120cm)
ロフトベッドにはいろんなタイプが販売されています。例えば床面下のスペースがデスクになっているもの、ハンガーラックになっているもの、ソファーのなっているもの、本棚やラックになっているものがあります。多くの種類がありますので用途・好みで選んで下さい。
パイプベッド選び方アドバイス スプリングマット
パイプベッドでは横揺れやギシギシ音の心配をされる方もいらっしゃると思いますので、パイプベッドの選び方をアドバイスをしておきます。
特に高さのあるパイプベッドを選ぶ時には、次の4点は必須です!!
①支柱パイプは直径50mm以上あるもの
②支柱と桟木(ベッドの横の桟)のジョイント部分は支柱に合わせてアールの形状になっているもの
③支柱と桟木の接合はボルトが2本以上で結合するタイプのもの
④必ず筋交い(横揺れ防止ワイヤー)が使用されているもの
それに加えて、最初に言った寝心地を考えるとスプリングマットを併用することをお勧めします。恐らくパイプベッド購入時にはマットが付いておらず別売りだと思いますが、是非スプリングマットは別途購入して下さい。もっと言えば良いスプリングットを購入して下さい。スプリングがボンネル式ではなくコイル式のものでやわらかいものと硬いものの2重式になっていて耐圧分散型のマットが最高です。
ベッド周りを充実させる事で狭いワンルームも快適にスペースも有効に使えるようになりますのでいろいろと生活に合わせ考えて追々小物を揃えていけば良いと思います。
ソファーは一人暮らしにおすすめか、ソファーベッドは?
さて、次はベッドに次いで悩ましいソファーについてのお話しです。
ソファーを置くかどうかはの判断は、部屋の広さとベッドの有無に大きく影響されます。先ほど、一人暮らしをワンルームで始める方には多機能ベッドをお勧めしました。6畳の広さがあれば、ベッドとソファーの両方を置くことは可能ですが、生活空間は限りなく小さくなります。
友達を部屋に呼んで楽しい時間を過ごしたい方にとってみればソファーは必需品かもしれませんが、ワンルームのスペース的にはベッドとソファーを併用するのは難しいと思います。
それでもやはりソファーの生活に憧れを持って一人暮らしを始たいという方には、ソファーベッドをお勧めします。ソファーベッドとは名前の通り、寝る時はベッドとして使用し、友達等が来た時にはソファーとして使える優れたアイテムです。
但し、何点かデメリットがあります。
一点目は、ベッド時の寝心地があまり良くない点です。ベッド時はフラットにしてソファー時は背もたれを起こしてソファーにするのですが、ベッドの時にちょうど折りたたむ付近のウレタンが少なくなりますので就寝時にそこの段差が寝心地を悪くしてしまいます。それを解消するには厚めのウレタンマットレスか敷布団が必要となります。加えてソファー時にはその辺りの布団関連を収納するスペースが必要となります。
二点目は、当然ソファーの生活になりますのでソファーに座って食事とかお化粧とか勉強をすることになりますので、ソファーに合ったセンターテーブルが必要になります。これが結構高価になります。
三点目は、ソファーに座ってテレビを見ることになりますので、テレビを置く台がソファーに座った時の目線の高さにする必要があります。目線を上げたり下げたりしなければならないテレビの高さは長時間テレビを見ていると結構疲れてしまいます。加えて必然的にテレビ台も大きなものが必要になり高価なものになります。
結論を言うと、ワンルームで一人暮らしを始めた当初のソファー生活は若干のデメリットを考えた上での生活になりがちですのであまりお勧めがしません。
どうしてもという方には大き目の座椅子とか大き目で形が自由になるビーズクッションとかをお勧めします。やはり狭いワンルームでの生活では、ソファーでの生活は難しいかもしれませんね!
テーブル家具は一人暮らしに必要か、ワンルームにおすすめは?
さて、次はテーブル家具についてのお話です。
先ほどのソファー解説の中で、ワンルームで一人暮らしを始める場合はソファーを置くのはスペース的に難しいとお話しましたので、ソファー時に使うセンターテーブルは省いておすすめをご案内します。
ワンルームですので、テーブルは食事もするし勉強もするし化粧もします、また部屋が狭いので機能重視で考えたいと思います。
おすすめの一つ目が、昇降式の高さが変えられるタイプのテーブル家具です。折りたためば15cmぐらいになり収納可能にもなりますので、常時使うのではなく各種使用時だけに使いたいという方には特におすすめです。
昔ながらの折れ足タイプのちゃぶ台か脚がX(エックス)になっており、止め方によって3段階~5段階に高さが調整できるタイプがあります。両方ともコンパクトになり収納出来ますので使用しない時はベッドの下か押し入れに保管出来ます。このタイプには注意点があります。折りたたみタイプも昇降式タイプも使用する時にスタッパーがあるものを選んで下さい。ちゃんとしっかり固定できるものをお選びくださいね!
おすすめの二つ目が、テーブル自体に収納機能のあるタイプのテーブル家具です。小物の収納を含め、テーブル収納力をアップさせたいという方には特におすすめです。
天板がパカっと開いてその中に収納機能があるものです。中には天板の裏に鏡が貼ってありお化粧が出来るものもありますし化粧水とかスプレー缶が収納できる深型タイプもありますので使用目的を考えて選んで下さい。但し元々はテーブルではありませんので天板の素材には注意して購入して下さい。プリント紙化粧板とか塩ビ化粧板ではなく天然木でウレタン塗装のものを選んで下さい。また食事等をされる場合には布製でもビニール製でも良いのでテーブルセンターみたいなものを被せて使用されることをお勧めします。
おすすめの三つ目が、夏場は座卓として冬場はコタツとして使用できるタイプのテーブル家具です。常時テーブルとして使用したいという方には特におすすめです。
85cm角でコンパクトなコタツもありますし、最近は薄型温風タイプのヒーターが多いですので夏場にヒーター部を取り外したりしないでもOKです。エアコンだけで暖房するよりもコタツを併用した方が電気代は半分以下になると思いますので経済的にはお得だと思います。最近はオシャレな天板もありますのでコタツコタツしていないのでお勧めです。
ちなみに私は最後のコタツを使っています。パソコンを使うのでテーブルがないと不便ですので1年中使用しています。スペース的には少しとりますが、一人暮らしをする上でテーブルはあった方が良いと思います。
収納家具を決めて一人暮らしのスペースを有効に使う
一人暮らしで収納家具を選ぶ場合、まずは何を収納するのか?とワンルームならスペースを有効に使うという事をお勧めします。
〇衣類収納
一人暮らしスタートの段階では、多分まだそんなに多くの衣装ではないと思いますので、上着関連はブティックハンガーで十分だと思います。大型のロッカーとかは必要ないです。ただパイプのハンガーは沢山掛けるとすぐに溶接部分がダメになり壊れますのでパイプ径がありボルトでがっしり止めるタイプをお勧めします。セーターとかインナー・下着は樹脂製の収納庫で出来れば積み重ねが出来る、蓋タイプではない引き出しタイプを選んで下さい。
ベッド下とか押し入れに収納する透明タイプのも良いですが中身が見えないタイプでカラフルな色目のもので隠さないでインテリアにも使えるものもありますので自分にあった使い勝手の良いものを選んではどうでしょうか?
〇食器収納
一人暮らしの場合は、食器の数が少ないと思いますので、昔あった蝿帳の小さなものでシンクの隅に置けるサイズで十分だと思います。調理器具はシンク下にワイヤーラックを使って整理して下さい。
〇調理家電収納
調理家電についても、収納を考えるのは電子レンジと炊飯ジャーぐらいしかないと思いますので、冷蔵庫の上で2段のラックに収納すれば他の器具も置けると思います。
〇本・CD収納
本やCD、DVD等は生活年月と共にだんだん増えていくものですからそれを想定して購入を考えて下さい。お勧めは突っ張りタイプのオープンラックは如何でしょうか!加えて圧迫感のない薄型タイプをお勧めします。もっと言えば、数が増えた時に幅が変えられる伸縮タイプであればより完璧ですね!
〇靴収納
靴についても生活年月と共にだんだん増えていきます。例えば薄型で斜めに置くタイプの突っ張りラックを使ってはどうでしょうか?出来れば目隠しに帆布なんかを掛ければ隠す収納も出来ます。
〇テレビ機器収納
さて一番?の問題はテレビ、DVDデッキ、オーディオ機器、ゲーム機器の収納です。テレビは薄型になってきたのですが、DVDは結構奥行があるのと長時間テレビを見る場合座った時の目の高さと同じ高さで且つある程度の距離離れてないと疲れてしまいます。ワンルームで一番良い場所は掃き出しの窓はあると思いますので導線でベランダに出るのにジャマにならない方のコーナーが最適だと思います。出来れば三角のコーナーラックか棚にしてテレビの上も有効活用出来るタイプをお勧めします。
さて、一人暮らしの場合は部屋が狭いと思いますがスペースを有効利用して圧迫感のない快適な空間を目指して下さい!生活に慣れてくれば自分らしい生活が出来るように徐々に揃えてゆけば良いでしょう!
これで一人暮らしの新生活はスタート出来ると思います。頑張って下さい。
次回からは、一人暮らしならではの悩みに対してのアドバイスをお話したいと思います。