家電と家具は買うべき?借りるべき? 一人暮らしや単身赴任でお得に揃える方法
「家具家電レンタルの達人」のレンタルジャーナリスト神武です。
皆さんの家の家電家具は購入して揃えましたか? 家族と一緒に生活している場合は、ほとんど購入だと思います。一方で単身赴任や学生一人暮らしの方の間では、家電家具をレンタルするという選択が広まっています。
単身赴任や学生の一人暮らしにとって、家電と家具は買う方が良いのでしょうか?借りる方が良いのでしょうか? お得なのはどちらでしょうか? そのことについてお話しします。
目次
新生活一人暮らしに必要な家電と家具を揃える方法
一人暮らしの新生活をスタートするにあたって、家電と家具は買うべきなのでしょうか?借りるべきなのでしょうか?
その答えは生活ライフスタイルやこだわりにも左右されます。例えば、とにかく絶対に出費を抑えたい!実物を見たい!手間なく一気に家電家具を揃えたい!等、これらによって方法は変わってきますので以下の記事は参考として、気楽に読んでみてください。
ネット通販で家具家電を購入 メリットは?デメリットは?
<メリット>
・ネット通販サイトで直ぐに購入ができるので、実際に店舗へ出向く時間や交通費負担が発生しない。
・店頭価格より安い商品が多い。
・商品口コミ、価格比較サイト等により、商品をじっくり吟味することができる。
<デメリット>
・実際に家具家電商品現物を見ていないので、イメージとは違う商品が届く可能性がある。
・商品について詳しく知りたいことは自分でネット検索して情報収集しなければならない。
・商品毎の購入先が異なると配達日時がバラバラになる。
・商品の組立設置を自分でしなければならない。
・処分の時に自分で廃棄の手配をする必要がありリサイクル費用もかかる。
家電量販店等の店舗で家具家電を購入 メリットは?デメリットは?
<メリット>
・家電量販店やホームセンターの店舗に展示されている実物を見て、家具家電商品を選ぶことができる。
・分からないことがあれば、店員さんに聞くことができる。
・大体は商品の組立設置サービスを受けられる。
・値引き交渉等で、何らかの融通が利く可能性がある。
<デメリット>
・通販購入に比べ値段が高い。
・家電屋、家具屋と複数の店舗へ出向く必要があり、時間がかかる。
・商品毎の購入店舗が異なると配達日時がバラバラになる。
・処分の時に自分で廃棄の手配をする必要があり、リサイクル費用がかかる。
リサイクルショップで中古品の家具家電を購入 メリットは?デメリットは?
<メリット>
・リサイクルショップは中古品なので、とにかく値段が安い。
<デメリット>
・品揃えは店舗によって様々なので、自分の欲しい家具家電商品が手頃な値段で置いているか分からない。
・程度の差はあるが、傷や汚れが付いている。デザインが古いのが一般的。
・購入後の保証が無い場合が多く、直ぐに壊れて使い物にならないリスクがある。
・中古なので商品寿命は短い。
・商品の搬送と設置を自分でしなければならない。
・処分の時に自分で廃棄の手配をする必要がありリサイクル費用もかかる
家電家具レンタルサービスを利用 メリットは?デメリットは?
<メリット>
・ネットサイトで直ぐに手続きができる。
・家電家具のセットレンタルを選択した場合、商品搬入や設置が一回で済む。
・レンタル終了時に回収してくれるので処分の手間や費用が発生しない。
・レンタル料金の毎月払いを選択すれば、引越し初期出費を抑えることができる。
<デメリット>
・購入に比べると商品の数や種類が少ないので、希望メーカー等のこだわりで商品を選べない可能性がある。
一人暮らしの生活に必要な家電は? 厳選!おすすめ家電リスト
一人暮らしの部屋の大きさや個々の生活によって必要となる家電は違ってきますが、洗濯機と冷蔵庫は必需品です。テレビ、電子レンジも非常に便利なのでお勧めです。それ以外の家電は急いで揃える必要がなく、実際に生活を始めてから考えて良いと思います。
私は何度か一人暮らしの経験があり家電一式を買い揃えたこともありましたが、その時はほとんど自炊をしなかったので炊飯ジャーは全く使いませんでした。結局無駄な買い物となり、もったいなかった経験があります。新生活スタートにあたっては、まず家電を厳選してから揃えるようにしましょう。
<洗濯機>
必ず必要です。コインランドリーが近くにあったとしても、洗濯機は揃えておきましょう。私は洗濯機無しの生活を経験したことがあるのですが、コインランドリーに行くのが面倒ですし、そこで洗濯が終わるまで待つ時間も無駄です。何よりコインランドリーは高くつきます。時間とお金の面から、洗濯機は是非揃えるようにしましょう。
洗濯機には、今流行のドラム式とタテ型式の2種類ありますが、一人暮らしやワンルームマンションの場合はタテ型式洗濯機を強くお勧めします。ドラム式は扉を右か左に空けるため、洗濯機の隣にもスペースが必要となります。ワンルームの洗濯置き場はタテ型式を想定しているのが一般的で、物理的にドラム式が使用できない可能性があります。どちらも洗濯性能に差はありませんが、どうしてもドラム式洗濯機を使用したい場合は、事前にサイズ等を念入りに確認しておく必要があります。
<冷蔵庫>
必ず必要です。自炊しない場合であっても飲料を冷やすために絶対にあった方が良いです。冷蔵庫容量は一人暮らしの場合は90L程度で十分ですが、一杯の食材を貯め込んでおきたい場合でも100L~110Lくらいの容量があれば十分です。
一人暮らしでも150~170L容量の冷蔵庫が必要との情報もありますが、実際に一人暮らしした私の経験からお話すると、それは過大容量です。110L容量までなら大体一人で移動ができる重さでもありますので、電気代節約、移動の苦労等も考えると、大きすぎる容量を選ぶより適度なサイズの冷蔵庫を選ぶことをお勧めします。
<テレビ>
スマホがあれば情報やニュースは確認できますので、絶対に必要というわけではありませんが、あった方が娯楽になります。またテレビを付けることで友人が来た際の盛り上がりの役目も果たします。
大きなテレビにすると場所を占領してしまいますが、小型の薄型テレビならワンルームの部屋にも問題無いサイズだと思います。具体的には、ワンルームや一人暮らしの場合は20型インチ程度の大きさを基準に考えれば良いと思います。
<電子レンジ>
無くても大丈夫ですが、電子レンジがあれば食事の幅が広がるので是非揃えましょう。コンビニやスーパーで買った弁当の温めや冷凍食品の解凍など、家でも温める選択肢があった方が食料購入の幅が広がります。
レンジにはオーブンレンジと電子レンジの2種類があります。本格的な料理をしないのであれば安い電子レンジで十分です。食料品を買ってきてチンするだけなので、オーブンを利用することはほぼありません。料理に凝りたい方はオーブンレンジを選ぶようにしましょう。
<炊飯ジャー>
自炊するなら必要ですが、そうでない場合は無くても大丈夫です。ただし節約や栄養を重視するなら、ご飯を炊いて自炊した方が良いので生活スタイル等に応じて考えましょう。
炊飯ジャーの値段はピンキリですが、一人暮らしに高級機能は必要ありません。3合炊きサイズのシンプル機能炊飯ジャーを選べば良いでしょう。
<掃除機クリーナー>
本格的な掃除機(キャニスタータイプ)は置く場所を考えると不要だと思いますが、お手頃サイズのコードレスクリーナーは揃えるようにしましょう。生活していると絶対にホコリが溜まってきますので、定期的に掃除をして部屋を清潔に保つ必要があります。
一人暮らしの生活に必要な家具は? 厳選!おすすめインテリア家具リスト
私の一人暮らし経験からお伝えすると、たとえ部屋が狭くてもベッドで寝た方が良いです。布団で寝ると上げ下げが面倒で敷きっぱなしになり不潔の原因になってしまいます。あとは最低限の収納家具だけを揃えて、実際に生活をしながら揃えていけば良いと思います。部屋の広さには限りがありますので、厳選して家具を選ぶようにしましょう。
<ベッド寝具>
布団にするかベッドにするか悩むと思いますが、私のこれまでの経験上ではベッドをお勧めします。一番の理由は、布団の上げ下げの手間が無いということです。布団だと毎日片付ける必要があり、私はそれがストレスでした(布団の敷きぱなしはダニカビ発生の原因になります)
<洋服収納(タンス、チェスト)>
必要家具です。引越し当初は衣服やタオルが少ないかも知れませんが、冬になると厚手の服が増え収納が必要となってきます。また場所スペースを取るので、引越し当初に揃えてレイアウトを決定しておく事をお勧めします。
<食器棚>
自炊の状況にもよりますが合った方が良いです。自炊しない一人暮らしでは食器の数が少ないですが、炊事場に置きっぱなしにするのではなく、片付けをすることで部屋が清潔になります。自炊をする場合は、調理器具の収納も考えたサイズの食器棚を選ぶようにしましょう。
<テーブル>
必要家具です。食事をするため、字を書くため、パソコン使用のため、物を置くため等、意外に活用頻度が高い家具ですので必ず揃えるようにしましょう。
<鏡台(ドレッサー収納)>
男性には不要家具です。女性の場合もテーブルや洗面所でメイクをする人も多く、忙しい朝には使用する機会が少ないかもしれません。貴重な部屋のスペースにドレッサーを置くかどうかは人によって意見が分かれると思います。
<TV台>
床にテレビを置くだけでも視聴はできますが、TV台に置いた方が格段に見栄えが良くなります。また目線の位置にTVを配置しないと、視力悪化の原因にもなります。そんなにスペースを取る家具ではありませんので是非揃えるようにしましょう。
レンタルを利用する際の注意点、新品と中古
家具家電のレンタルを利用する場合の注意点として、中古商品を取扱うレンタル会社が圧倒的に多いという事です。中古商品に嫌悪感を持たれる方は、新品レンタル会社で商品を探すようにしましょう。
中古レンタルは、レンタル価格は安いですが、中古商品ですので細かい傷や使用感は残っています。また年式が古いため故障や不具合の確率は新品よりも高くなります。新品レンタルは中古に比べレンタル価格は高くなりますが、綺麗清潔で年式も新しいモデルの商品を利用することができます。
家具家電を購入するのか、中古レンタルを利用するのか、新品レンタルを利用するのか、それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分の価値観やレンタル値段等を考えて自分に合ったサービスを利用するようにしましょう。
お得に揃える方法、結論は「借りる」 一人暮らしには家具家電レンタルがおすすめ
結局、家電家具は買う方がお得なのでしょうか?借りる方がお得なのでしょうか?
私の一人暮らしの経験から言えることは、単身赴任や学生生活などの期間限定で一人暮らしをする方は家電家具を借りた方が良いと思います。
ついつい見落としがちなポイントですが、家電家具は処分の時にお金がかかるということを知っていますか?一人暮らしが終わったら、容量が小さい家電家具は要らなくなりませんか? 捨てる時には粗大ごみ費用や家電リサイクル費用がかかり、ごみ捨て場まで解体して運ぶ手間も発生します。
その点、家電家具レンタルは楽です。レンタル終了時に商品を回収引取りしてくれるので負担なく助かります。一人暮らしが終わる時の事も考えることが大事ですね!
家具家電レンタルを詳しく知りたい方は、下記のブログ記事もご参考にしてください♪