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単身赴任の生活費や出費を節約する方法とは♪ 実際、単身生活にいくらかかるの?

 2017/05/10 一人暮らし
この記事は約 11 分で読めます。

 

サラリーマンにとって転勤はつきものですが、転居をともなう異動となると家庭持ちサラリーマンにとっては一大事です。家族全員で引越しできれば良いのですが、「持ち家がある」、「子供の学校を変えたくない」などの理由で、単身赴任を選ぶケースが多くあります。

でも単身赴任の生活はお金がかかりそうですよね。実際、家族が離れて暮らすことで二重生活費(二世帯出費)が発生し、家計は大変になります。

そこで、実際に私が経験した単身赴任生活をもとに、「実際単身赴任の生活費はいくらかかるのか?」、「生活費を節約するにはどうすれば良いか」をご案内します。

 

単身赴任が決まったら最初に準備すること

単身赴任の生活費をお話する前に、まずは、そもそも単身赴任が決まっらどうしたら良いかをお話しますね。

実際に単身生活するまでの大きな流れは次の通りです。

 

①赴任先の情報を仕入れる

単身赴任経験者や異動先の人から、生活に関わる情報を聞いておきましょう。食事、土地柄、交通手段、不便な事など・・・


②住まいを決める

仕事の都合で単身赴任となった場合には会社側で居住アパートを手配してくれる事が多いですが、自分で探す必要がある場合は急いでで入居先を探しましょう。春秋の異動シーズンでは賃貸部屋の競争率が高くなるので、早めの行動が大事です。


③ガス水道電気の手続き

住まいが決まったら直ぐにガス水道電気の手続きを済ませましょう。立会いが必要な場合がありますが、立会を引越日に合わせることで、引越当日にはガス水道電気が使用できるように段取りしておきましょう。


④引越し

単身引越しパックに収まる範囲の荷物で引越しましょう。余分な荷物、急を要しない荷物は後で宅急便で送った方が安い場合がありますので、荷物量と引っ越し代金のバランスを考えましょう。


④引越し段ボールの荷解きと買い出し

段ボールを開梱して部屋の整理となります。また当面の日用品や食料の買出しをしておきましょう。


単身赴任が決まると、引継ぎで仕事が忙しくなり、さらに家に帰っても引越しの準備で忙しく休む暇がありません。赴任日まで日数が少ない中で、慌しく荷物や着替えを段ボールに詰めて、いざ引っ越してからは段ボール開梱、日用品や食料買出し、クリーニング店の確認など・・・

時間が足らずにかなりドタバタすると思います。

 

楽しみな単身赴任生活のはずが・・・ 単身経験者が語る寂しい現実と悩み

 

単身赴任を経験した者として、単身赴任の寂しい現実をお伝えします。

私は単身赴任が決まった時、家族と離れるのは寂しい気持ちでしたが、一方で新しい土地での生活や一人暮らしを長期旅行気分で楽しみにしていました。

 

しかし・・・  実際に生活を始めてみると単身赴任生活を楽しむことはできませんでした。

 

理由は大きく2つがあります。それは「家族と離れた寂しさ」「家計に余裕がなくなる」です。

 

「家族と離れた寂しさ」

単身赴任生活を始めて直ぐに寂しさが襲ってきました。仕事を終えて家に帰っても家は真っ暗。狭い部屋で家では喋る相手がおらず、食事も独りぼっち。仕事帰りにふと夫婦を見かけた時は何とも言えない感情が芽生えました。

単身赴任当初は、家族とルールを決めて定期的に連絡を取っていましたが、忙しい時などは連絡を疎かにしてしまい、連絡回数が徐々に少なくなっていきました。また一家の主だと思っていた私ですが、私がいなくてもトラブルなく生活している家族を見て、更に寂しい気持ちになりました。

 

家計に余裕がなくなる」

せっかくの一人暮らしということで、仕事が休みの日に赴任地の名所を観光したり、何か趣味を見つけて楽しもうと考えていたのですが、金銭的に毎月収支に余裕がなく、遊べるお金がほとんどありませんでした。
家族と二重生活費になるため家計が苦しく、毎月の収支が赤字でボーナスで穴埋めすることになり、今まで出来ていた貯金もできなくなってしまいました。だから仕事休みの日も、節約のため遊ぶことを控えていました。

 

私が単身赴任を経験して痛感したのが家族のありがたみです。離れて初めて分かる妻の大切さ、改めて家族を大切にしようと思うようになりました。

というわけで、私の単身赴任は寂しい経験に終わってしまいましたが、これは個人次第です。家族と離れて一人暮らしを満喫できる人もいるでしょうし、金銭的に問題ない世帯の方も大勢いるはずです。
私の経験談を一つの参考として頂き、皆さんの単身赴任生活が楽しくなることを願っています。

 

お金がかかる単身赴任 実際にかかった生活金額と家計への影響

私の単身赴任生活で、実際にかかった生活費を大まかにご案内します。

 

〇食費 月5万円

昼食は1日700円程度、朝と夜ご飯は自炊せずにスーパー等でお惣菜を買っていました。月1回の帰省だったので、週末の食事代も必要でした。


〇電気、水道、ガス代 月1万円以内

単身赴任の場合、家にいる時間がほとんど無いので光熱費の出費はそこまで高くなりませんでした。


〇日用品、雑費 月1万円

シャンプー石鹸、掃除、洗剤、電球、電池など、意外にも色々な日用雑費の出費がかさみました。


〇交際費、付き合い代 月1万円

サラリーマンの付き合い上、定期的な飲みは断れないです。それに単身赴任の場合は、家に帰っても暇なので飲みに行きたくなる気持ちもありました。


〇嗜好品、趣味代 月2万円

私はタバコを吸わず、お酒も飲まないので嗜好品代はかかりませんでした。その代わり自分の楽しみとして、単身赴任先近くの観光や食事で気晴らしをしましたので、そうした出費がかさみました。


〇新聞、通信費 月3千円

当初は新聞を取っていましたが直ぐに解約しました。通信費については、仕事から帰ってもやることがないのでスマホいじりをして直ぐに通信容量制限に引っ掛かり、容量追加購入することが多かったです。


〇クリーニング代 月3千円

Yシャツは自分でアイロンをしていましたが、背広はクリーニングに出していました。(自宅暮らしでも背広はクリーニングに出していたので、単身赴任だから特別に出費しているわけではないですが)


〇帰省交通費 月2万円

私の場合は帰省1回で交通費2万円くらいが必要でしたので、月1回の帰省にしていました。


〇家賃

会社が負担してくれたので、私が支払う必要はありませんでした。


こうして振り返ると、月10万円以上出費していたことが分かります。会社から単身赴任手当と帰省手当を貰っていましたが、それでも大幅な出費超過となり家計が苦しかったです。

 

単身生活(ひとり暮らし)で増える生活費や出費一覧 節約方法も紹介♪

単身赴任は出費がかさみます。単身赴任は残してきた家族との二世帯生活となるため、これまで家族全体で支払っていた生活費が2重にかかり、これまでより家計の出費が多くなることは仕方がありません。
では具体的にどのような出費が二重生活費として増えることになり、どのように節約できるか確認していきましょう。

【単身赴任で増える出費一覧(節約が難しい出費)】

これらの出費は絶対に発生しますので、出費そのものをゼロに抑えることはできません。無理に節約しようとせずに、割高な支出とならないように心掛けるようにしましょう。

(1)単身生活に最低限必要な日用品、家具、家電の購入費用

(2)単身赴任先への引越し代金、交通費、駐車料金。(※会社負担のケースあり)

(3)自炊の食費

(4)定期的な帰省の交通費

 

【単身赴任で増える出費一覧(節約が可能な出費)】

これらの費用は、生活に絶対に必要な費用というわけではありませんので節約が可能です。

(5)食費と交際費(外食費と飲み代)

(6)衣服ファッション代

(7)クリーニング代

(8)嗜好品代(酒、タバコ、趣味等)

(9)帰省の交通費

 

【単身生活費用や生活費を節約する方法と心構え】

(5)食費と交際費(外食費と飲み代)

食費の最大の節約方法は自炊です。帰省した際に、家族が作ってくれた料理を冷凍して単身赴任先に持ってきて、毎日チンして食べれば食費は大幅に削減できます。
ただし、会社の付き合いも大切ですので、外食や飲みに誘われるのに全ての付き合いを断る訳にはいきません。特に単身赴任だと「家族が待っているから」という理由を盾に断れなくなるので、節約生活とのバランスを持って付き合いの頻度を考えましょう。


(6)衣服ファッション代

単身赴任先で新しく服を買うことはなるべく控えましょう。面倒でもシーズンに合わせて自宅から赴任先へ衣服を持ってくることで新しく服を買う必要性はなくなります。それに新しく衣服を買っても単身赴任生活が終わった時には衣服が過剰になってしまいます。


(7)クリーニング代

洗濯やYシャツのアイロンがけは自分で行いましょう。コインランドリーは1回500円程度、クリーニングはYシャツ1枚200円程度だと思いますが、塵も積もれば山となるように、1ヶ月の出費は結構高くなります。洗濯やアイロンがけを自分で行うのが一番ですが、帰省の頻度が多いのであれば、毎回帰省時にまとめて洗濯アイロンする方法も考えてみましょう。


(8)嗜好品代(酒、タバコ、趣味等)

ビール好きやヘビースモーカーにとっては一番節約が難しい出費です。家族の歯止めがないので、どうしても嗜好品の出費が多くなります。無理に節約すると逆に生活ストレスが高まる可能性がありますので、敢えて目標を低くし今よりビールやタバコの量を増やさないようにする程度の低い目標心構えで良いと思います。
また一人の時間が増えることで暇が多くなり、趣味やギャンブルにはまってしまうことがあります。適度な趣味や気晴らしは必要だと思いますが、ほどほどにしましょう。


(9)帰省の交通費

家族関係を円満に保つためにも、定期的に赴任先から自宅へ戻るべきだと思います。しかし距離が遠ければ遠いほど交通費も大きくかかりますので、家計と交通費のバランス次第となります。最近ではSNSや無料通話のサービスが色々ありますので、家計収支も考えて帰る頻度を検討しましょう。


 

引越しの際に必要な手続きと生活必需品リスト

 

単身赴任の引越しは忙しいため、引越に関する手続きや準備物の見落としがあるかもしれませんので、下記チェックリストを参考にしてみてください。

必要な手続き、物リスト チェック
電気の手続き
水道の手続き
ガスの手続き
役所への住所変更届出
郵便局への住所変更届出
食料品
調味料
食器、箸
鍋、調理器具
包丁、まな板
サランラップ
服、肌着
タオル、バスタオル
シャンプー、ボディーソープ
石鹸
歯ブラシ、歯磨き粉
ひげそり
整髪料、くし
トイレットペーパー
台所洗剤
洗濯洗剤
風呂トイレ掃除用品
ティッシュペーパー
ゴミ箱
ゴミ袋
洗面器
カーテン
寝具
ハンガー
収納家具
食事の机
文具
ドライバー
カッター、はさみ
セロテープ
冷蔵庫
洗濯機
掃除機
炊飯器
電子レンジ
エアコン
ドライヤー
アイロン
アイロン台

 

単身赴任の初期費用や一括出費を抑える節約方法、家具家電レンタルとは?

 

これまで述べてきた通り、単身赴任は家族と二重生活のため家計が苦しくなります。そんな家計の状況の中で、今後もずっと住み続けるならともかく、一時的な居住のために家具家電購入にお金をかけるのはもったいなくないですか?

そこで単身赴任者の節約に役立つのが家具家電レンタルサービスです。

家具家電レンタルサービスの主なメリット

①単身赴任生活が終われば捨てることになる家具家電一式を新しく買い揃えるよりお得。


②家具家電レンタルの毎月分割払いを選択すれば、引越時の初期費用や一括出費を抑えることができます。


③家具家電商品を指定の部屋まで届けてくれるので買い揃える手間が省けます。


④レンタル契約が終了した場合、家具家電商品を引き取りに来てくれるので処分の手間がありません。


つまり事前にネットで家具家電レンタルの申込をしておけば、レンタル商品は指定場所(単身赴任先)に納入してくれるので、最低限の必需品と自分だけで現地に行けば、家具や家電は業者が配達してくれます。

家具家電手配の出費面だけでなく、設置や回収、廃棄の面も総合的に考えても、単身赴任には家具家電レンタルを検討する価値があるのではないでしょうか。

 

家具家電レンタルを詳しく知りたい方は、下記のブログ記事もご参考にしてください♪

家具家電レンタルとは?

一人暮らしに必要な家具と家電は?

 

 

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レンタルジャーナリスト神武

レンタルジャーナリスト神武

レンタルジャーナリストの神武(じんむ)です。
家具家電レンタルの他にも、レンタル業界全般の研究や評論をしています。
「家具家電レンタルの達人」ブログに一部投稿しています。

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